宮古島まもる君に再開

交差点の先に、今日も立っていた「まもる君」。宮古島ではすっかりおなじみの交通安全人形だ。無言で道行く人を見守るその姿は、どこか頼もしくもあり、ちょっとユーモラスでもある。今回は㈱大栄生コン近くで発見。青空の下、まっすぐ前を見据える姿に、思わずこちらも背筋が伸びた。

プロ野球公式戦in那覇

プロ野球の公式戦が沖縄で開催されるのは、年に1カード(2試合)のみ。この日は西武ライオンズ vs オリックス・バファローズ。会場はセルラースタジアム那覇。日の入りが遅い沖縄では、試合開始は18:30と、通常より30分遅めのスタート。満員のスタンドに鳴り響く指笛、ビール片手に声援を送る観客たち。プレーが動くたびにどよめきが走り、夜空の下に広がる臨場感。沖縄でしか味わえない、特別な野球の夜。

試行錯誤と木屑の結晶

昨年の春、設計から始めて週末ごとに少しずつ作業を重ね、ウッドデッキを造った。設計から資材の運搬、施工まですべて自力で行い、設計変更や微調整を繰り返しながら進めた。水平器では中央を示していても、土間の歪みが作業を難しくし、調整には苦慮したが、なんとか許容範囲で無事完成にこぎつけた。フクギの木立に囲まれた木の香りと風通しのよい空間が、静かな佇まいを生んでいる。

石垣のシーサーたち

かつての沖縄の家々には、こんなカラフルでコミカルなシーサーは見かけなかった。素朴で質実な造形のシーサーが、屋根の上や門柱の上から家を見守っていた。観光地としての沖縄が広がるにつれ、今では色鮮やかなオブジェのようなシーサーが民家や土産物店に並び、訪れる人々の目を楽しませている。それでも、その根底にある「守り神」としての役割は今も変わっていないはずだ。

慶良間ブルー

ここの海にはどれだけの “青” があるのだろうか。
青、蒼、藍、紺、シアン、ターコイズブルー、アクアマリン……。
陽の角度によって海の色が静かに変わっていく様は、ペイントではとても再現できない。遠くからそのブルーが視界に入ると、急かされるほどの高揚感に襲われる。古座間味ビーチ、ここは目にしてきたどこの海よりも碧く透んでいて美しい。

白球を追う季節

照りつける陽射しの下、土の匂いと白球の音が混ざり合う。これほど、季節のはじまりと終わりを告げてくれるスポーツは他にない。地方予選の開幕で「夏が来た」と感じ、甲子園の決勝が終わる頃に風が涼しくなる。風の温度も、空の高さも、何ひとつ変わっていないのになぜか心の奥にひとつ、季節が静かに区切られる。

歴史も感じる癒し空間

金武町の静かな一角にある、昔ながらの湧き水、金武大川(ウッカガー)。豊富に湧き出る水量は1日1000トン超えだとか。かつては飲料水、水浴場、洗濯場、芋洗い場としても活用されたそうな。しばし古人も潤ったであろう「長寿の泉」の湧き水はこの土地も人々にも癒しを与える大切に守りたい空間である。

梅雨の主役

雨は落ちてないものの梅雨時の存在感がすごい花、アジサイ。これは管理されてない?道路際に咲くに咲くホンアジサイ。紫陽花なる漢字からも圧倒される。

梅雨入り前の波の上ビーチ

梅雨入り前の沖縄。
例年なら、今ごろ空は少し湿り気を帯びているはずなのに、
今年はどこまでも晴れて、潮風も乾いている。
ビーチは静か。
白砂に寝そべる影と、遠くに聞こえる波の音だけ。